2015年4月28日火曜日

棟瓦いろいろ①

棟瓦いろいろ

屋根の一番上の所を「棟」と言います。
軽量化が叫ばれている昨今ですが、屋根の中でも「棟」が役瓦の種類も多く、独自の意匠が反映される部位です。

のし3段+5寸紐丸伏せ(角張鬼)

一番ポピュラーな組合せです。

のし9段+垂紐付付丸伏せ(福林鬼)

淡路島の入母屋屋根に多く使用されている組合せです。

のし8段+紐付丸伏せ(福林鬼)

こちらも、淡路島の入母屋屋根に多く使用される組合せです。

のし7段+丸桟冠振伏せ

丸桟冠振は、関西地方で多く使用されています。

紐のし4段+井筒のし1段+紐付冠振伏せ

井筒のしと紐のしの組合せは、香川県で多く使用される、豪華な組合せです。

一口に「棟瓦」と言っても、地域性が非常に出る箇所なので、各地に旅行中に見比べてみると面白いですよ。

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