2015年5月11日月曜日

鬼瓦いろいろ③

今回は、お寺などでよく使用される「経の巻鬼」のご紹介です。




経の巻鬼は、プレス物とは違い、鬼師さんが丹精込めて手造りしています。。

頭の中央部に地紋を入れることはよくありますが、三本角の中にも入れる場合があります。

足の模様も数種類あり、組み合わせ方により表情が違ってきます。

通常民家で使用する鬼瓦は、大きくても三分割ですが、お寺に使用する鬼瓦は、六分割またはそれ以上となり、組み合わせるだけでも、相当な技術が必要となり、正しく匠の結晶です。

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