2016年4月28日木曜日

講演会

昨日は、とある勉強会でmissionBB代表 清水共子様の講演会を拝聴しました。



演題は「業績を伸ばすための発想の転換法」
~ベンツを日本一売ったカリスマショールームレディが語る~

今や女性がジョッキーをして人気の競馬界ですが、まったくの男性社会であった昔、競馬のリポーターをしていた清水さん。
馬主、調教師、ジョッキーにインタビューをしても、なかなか会話が弾まない時期が続いたそうです。

そこでどうしたのか?

まず、選手名鑑などで各出身地、年齢などをインプットし、相手との共通点を見出す。
例えば、札幌出身者だと「今度北海道に旅行するのですが、お勧めスポットは?」
また、相手が自分の親と同級生ならば「私の母親と同級生なんですね?」など、共通点を見出すことによって親近感が生まれる。

最近は、タバコを吸わない人が多いですが、当時は沢山の人が吸っていたので、相手が吸っている銘柄をリサーチし、一箱プレゼントする。
そうすれば、「この子、こんなところまで見ていてくれるのか?」となり、これまた親近感アップ。
でも、この方法は女性のみで、男性なら1カートンは必要?(笑)

誰でもそれぞれの「こだわり」があるので、そこを突かれると心がくすぐられますね。

後に、ターフの色が大好きで、いつも緑色の服を着ていた人に、誤発注した黄緑色のベンツを売った逸話があるそうです。

【後発有利の原則】

高級レストランでは、①美味しいけど高い ②高いけど美味しい
どう思いますか?
②は「美味しい」だけが残り、高いけど行きたい!となる(なるほど)
言い方ひとつで感じ方がこれだけ違います。

【引き算の話法】 【誉める】:【けなす】=2:1

誉めてばかりじゃ信用されない。

「肌が綺麗で、服装のセンスもよく、でもウエストがもう少し細ければ、旦那様が惚れ直しますよ~」
エステで良く使う魔法のルール。
欠点をさりげなく指摘し、一つけなすことにより、二つ誉めたことが真実となる。

【新しい技術】は次々追いかけても追いつけない。【普遍的な力】を武器に勝負する。

例えば、iPhone 今は6sでもすぐに7が発売される。
普遍的な力→現在の技能・技術にコミュニケーションをプラスして生き残らなければならない。

まだまだありましたが、いろいろ気づきがあり、あっという間に時間が過ぎ、気付けば、予定の80分を十数分オーバーするくらい熱弁を奮ってくれました。

この場をお借りし、主催者様、清水様、とても有意義な時間を過ごさせていただき、誠にありがとうございました。



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